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続:転職して年収1000万になった知人の話

採用理由は「日本語が流暢に話せる」

先日の記事の外資系スタートアップの

日本支部に転職して、

年収が1.5倍になった人(40歳女性)ですが、

採用の決め手になったのが

日本語が堪能であることだったそうです。

 

その外資系スタートアップの顧客は

日本企業であり、

その顧客と日本語でやり取りできることが、

彼女の決め手となったようでした。

 

その企業への応募者に

日本人がほとんどいなかったということが

大きかった訳です。

 

(海外の企業なので一般的な日本の企業とは

違う採用媒体を使っていたであろう点と

公用語が英語で海外企業という点から

おそらく、他の応募者は海外出身の方が

多かったと推定されます。)

 

実は彼女はTOEICは700点程度で、

英語が堪能ということではありませんでした。

(前職で海外の開発拠点と英語でやり取り等は

 行っていたそうなので、

 最低限の英語力はあったとのこと。

 面接も英語だったそうです。)

海外企業の応募者市場の歪みをついた

 

英語が得意だけど

日本語で顧客とやり取りできそうには思えない

応募者しかいない中、

彼女だけが日本語で顧客とシステムについて

ちゃんと会話できると思われたことが

 

大きな差となりました。

 

日本人としては当たり前の

日本語が話せるということであっても

応募者の母集団の中身によっては

大きな差別化になるという例です。

 

今回の事例は

極端な事例ではあります。

しかし、採用市場の本質をついた話だと

個人的には思っています。

 

業種・企業によっては

他では当たり前なスキルでも

その業種・企業にとっては

貴重なスキルがあるはずです。

 

その歪みをつきましょう。

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